プロフィール写真に本人と特定できる画像を使用し、職場の同僚に発見されてしまいました。 幸い周りに漏らされるようなことはありませんでしたが、いつ漏らされてもおかしくないので気が気じゃないです。
【2025年最新】既婚者マッチングアプリがやばい理由と危険性|実態とリスク回避策を徹底解説
既婚者向けマッチングアプリの危険性を徹底解説。法的リスク、個人情報漏洩、詐欺被害などの実態と対策方法を紹介。やばいと言われる理由と安全に利用するためのポイントを専門家の見解を交えて解説します。
◆本記事の公開は、2025年04月23日です。記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。
「既婚者向けマッチングアプリは本当に危険なのか?」
「利用しても大丈夫なのか?」
このような不安から、登録をためらっている方も多いのではないでしょうか。
既婚者向けマッチングアプリは「やばい」と言われることも多くあり、実際にトラブルやリスクが伴う場合があるからこそ、警戒するのも無理はないことです。
とはいえ、既婚者向けマッチングアプリでのトラブルは、予防策をしっかりと取れば回避できることが多いため、正しい使い方を意識すれば安全素敵な人と出会えます!
そこで今回は、既婚者向けマッチングアプリが「やばい」と言われる理由と、リスクを避けるための安全に使うための方法についても紹介します。
アプリを利用しようと考えている方は、ぜひ本記事を最後まで読んで、適切な利用方法を学んでください!
既婚者マッチングアプリがやばいと言われる理由とは?
「既婚者マッチングアプリ」と聞いて、驚く人もいるかもしれません。でもこれは、既婚者同士だけが登録して利用できる、特別なマッチングアプリのことを指します。
通常の恋活・婚活アプリを利用できるのは基本的に独身の人だけで、既婚者の登録は禁止されているのが一般的です。対して既婚者向けマッチングアプリはその逆で、「結婚している人だけ」が対象になっているのが大きな特徴です。
もちろん、「結婚しているのに出会いを求めるなんて…」と感じる人もいるでしょう。ですがアプリを利用する方たちは既婚者ならではの複雑な悩みや、心の葛藤があるのも事実です。
需要は間違いなくある中で、リスクがあることもまた事実です。
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法的リスク:不貞行為や離婚問題につながる可能性
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セキュリティリスク:個人情報漏洩や身バレの危険性
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金銭的リスク:高額な利用料や詐欺被害の可能性
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精神的リスク:罪悪感や依存症などの心理的影響
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社会的リスク:家族関係や社会的信用の喪失
ざっと挙げるだけでも、このように多面的なリスクが存在しています。
特に一番最初に挙げた不貞行為などが発覚した場合の法的なリスクは、社会的リスクや金銭的なリスクといった他への影響も非常に大きくなっています。
とはいえ、リスクがあるからと言って利用を控える程度であれば、まだ家庭を大事にできていたりと既婚者アプリを使う必要性がそこまで高くないケースもあるでしょう。
言い換えれば、既婚者アプリのユーザーはこうしたリスクがあるのを承知のうえで利用しており、また相応の対策もあるからこそ使い続けられると言えます。
これからアプリを利用しようか検討している方にとっては、巷で言うところの「やばい」と言われている部分が具体的に何なのかを理解し、そのうえで対策も頭に入れて使っていただきたいのです。
30~40代が中心!既婚者マッチングアプリの実態と危険な統計データ
なぜ既婚者アプリが「やばい」と言われているかを解明していくためにも、まずは既婚者アプリ自体がどんな立ち位置にあるのかの解説から始めていきましょう。
まず覚えていただきたいのが、既婚者アプリというのはその存在や利用がそのまま法的に違反しているわけではなく、あくまでも新しい出会いを求める場として利用されています。
一般的なマッチングアプリと特徴を比較してみれば、その内容の差がよく分かることでしょう。
一般的なマッチングアプリの場合、20代や30代前半の若い利用者が多く、またその目的についても遊びや恋活、真面目なものの場合は婚活目的など幅広くなっています。
一方、既婚者アプリの場合の目的は相談ができる既婚者や友達を探したりといったものがメインで、人によっては肉体関係まで許している方もいると考えられます。
月額料金についても、既婚者アプリの方が割高になっていることが分かるでしょう。
特徴としても、若い利用者が中心である一般的なマッチングアプリとは反対に、すでに結婚されている方が中心である既婚者アプリでは、落ち着いた大人な利用者が中心です。
こうしたアプリの内容を踏まえたうえで、実際に利用されているアプリの特徴やその中身などについて見ていきましょう。
既婚者マッチングアプリの種類と特徴
まず、代表的な既婚者マッチングアプリと、その危険度を比較していきましょう。
実際に利用されているアプリではどんな対策を取っているかを理解することで、既婚者アプリがいかに匿名性を重視したサービスであるかがお分かりいただけるかと思われます。
紹介している3つのアプリは、どれも利用時に本人確認を必須としており、また安全対策についてもそれぞれで各種実施されています。
安全対策等を実施している既婚者アプリですが、共通している特徴をまとめると以下のようになります。
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月額料金制
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個人情報の扱いが丁寧
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身バレ防止・セキュリティ機能が豊富
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年齢・本人確認は必須
多くは月額料金制が採用されており、毎月定額でメッセージのやり取りなどの主要な機能を自由に使える仕組みです。
アプリに登録する際には、居住地や電話番号などの基本的な個人情報の登録に加え、運転免許証や保険証などの身分証を使った「本人確認」と「年齢確認」が必要です。
これによって、不正利用やなりすましを防ぎ、安全に利用できる仕組みが整えられています。
また、個人情報の取り扱いに関しても慎重かつ丁寧な傾向が見られ、その証として既婚者クラブやカドルでは「JAPHIC認証サービス」を取得しています。

この「JAPHIC認証」は、個人情報を適切に管理し、安心・安全に運用している企業にのみ与えられる信頼の証であり、個人情報の取り扱いにも高い安全性が期待できるということになります。(参照:JAPHIC「JAPHICマーク制度概要」)
さらに、既婚者向けアプリには特に重要なポイントである「身バレ防止機能」も充実しています。以下は代表的な身バレ防止機能になります。
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プロフィール写真のぼかし加工
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プロフィールの限定公開
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メッセージや写メの削除
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ニックネームでの登録
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ブラウザ版のみでアプリ表示なし
独身者だけが使える恋活マッチングアプリと違って、既婚者向けのマッチングアプリを使う場合は、周囲に知られてしまうと大きな問題につながることが多いというリスクがあります。
そうしたリスクがあるのは運営側も重々承知であるため、プロフィールの限定公開や写真のぼかし等の機能が設けられています。
対策の内容なども加味すると、リスクがあるのは確かですが、総合的な危険性についてはどれを選んだとしても変わらないといえるでしょう。
ユーザー属性からみる危険性
ここからは、既婚者アプリを利用しているユーザーの情報と、そこから見えてくる危険性についても掘り下げていきましょう。
まず、既婚者クラブが男女の利用者のデータを円グラフとして公表していました。

既婚者向けマッチングアプリの利用者の年齢層を見ると、30代と40代のユーザーが非常に多いことが分かります。
具体的には、30代が全体の38%、40代が39%を占めており、合わせると全体の約8割に達しています。この点からも、30代~40代が中心のアプリであることがはっきりしています。
一方で、20代や50代以上の利用者も少なからずいますが、その割合はかなり少なめです。20代は全体の1割(10%)にも届かず、50代以上も全体の15%程度にとどまっています。
女性ユーザーについても同様の傾向があり、30代が43%、40代が40%と、女性だけを見てもこの2つの世代で全体の8割以上を占めています。
そのため、20代や50代以上の女性の割合は1割未満と、他の年代に比べてかなり少ないのが実情です。
既婚者クラブだけでなく、カドルが公表しているデータも見てみましょう。

男性は30代が全体の37%、40代が31%を占めており、あわせて約7割になります。女性のデータを見ても同様の傾向が見られ、30代の女性が43%、40代が31%と、合わせて7割以上を占めており、特に30代の女性の利用が多いことがわかります。
ユーザーの家庭環境についても公表されており、利用者全体のうち「子どもがいる」と答えた人が6割以上にのぼる結果となりました。
まとめると、既婚者向けマッチングアプリは30代〜40代の子育て世代を中心に利用されているという実態が見えてきます。
併せて気になる職業面についてもまとめたところ、男女の主な職業として以下の用にまとめられます。
男性利用者の中には、会社を経営していたり、役員などの責任ある立場にいる人たちも少なくありません。
医師や金融業界、コンサルタント、IT業界など、専門的なスキルを必要とする職業に就いている利用者もいることなどから、安定した高収入であることが読み取れ、経済的に余裕のある男性が多く利用しているのです。
一方で、女性利用者の職業はかなり幅広く分かれており、美容関係やアパレル、事務職などで正社員として働いている人もいれば、アルバイトやパートとして働いている人もいます。
特に目立つのは、「普段は主婦をしている」という女性の存在です。家事や育児をしながら、自分の時間や気持ちを大切にしたいという理由でアプリを使い始めた、という声もよく見られます。
こうした職業的背景を踏まえると、いくつかの注意すべきポイントやリスクも見えてきます。
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トラブル発生時、責任ある立場を追われるなどの社会的リスク
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金銭を目当てにした利用者とのトラブル
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家庭内不和、子供への悪影響、養育関連等のトラブル
やはり最も大きいのが、トラブルが発生しそれがお互いのパートナーに発覚した場合の社会的リスクでしょう。
会社役員等責任のある立場が多い男性利用者に特に当てはまるリスクで、離婚や慰謝料請求等まで発展すれば社会的地位の損失を免れるのは難しくなります。
金銭的なリスクも男女問わずついてきます。特に、経済的に余裕がある相手に金銭目的で近づいて…といったトラブルも容易に想定されます。
データの中には子供、家庭を持っているという利用者も少なくないため、トラブルになった際の家庭に関する諸問題も当然ながらリスクとして挙げられます。
このように、利用者のデータなどを読み解いていくと、また新しいリスクや危険性も見えてくるのです。
法律違反?既婚者マッチングアプリの法的リスク
既婚者アプリのリスクについていろいろと触れてきましたが、やはり様々な危険性が潜んでいることは否めません。
その中でも特に気になるであろう点が、法的な部分に関するリスクです。
結婚後にパートナーがいる身の上で新しい出会いを探すとなれば、当然そこで不倫に当てはまらないかといった点が不安視されるかと思われます。
まずに知っていただきたいのは、既婚者向けのマッチングアプリ=不倫をすすめているわけではないということです。
公式サイトを見ると、「素敵な出会い」や「大人の関係」といった、少しあいまいな表現が使われていますが、あくまで利用者のプライバシーや意図を尊重しているためで、明確に不倫を助長するような内容や言葉は使っていません。
さらに、アプリの安全性や法的な問題をクリアしていることを裏付ける要素もあります。
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インターネット異性紹介事業の届出済
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運営側が肉体関係を推奨していない
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異性の友人やパートナーを探す目的で利用されている
まず、既婚者クラブをはじめとしたアプリの運営会社は、「インターネット異性紹介事業」として、警察に必要な届出を出し、正式に許可を得て運営しています。
出会い系やマッチングサービスを提供する企業に義務づけられているものであるため、アプリを使うこと自体に法的な問題はないということです。
多くの運営会社では、体だけの関係(肉体関係)を目的にした利用を厳しく禁止しています。
中には、「肉体関係をほのめかすようなメッセージを送っただけでアカウントが凍結される」といった厳しいルールを設けているアプリもあるほどです。
実際に利用している人たちも、新しい異性の友人や心のよりどころになるようなパートナーを探しているケースが多いです。
そのため、「いきなり不倫関係を迫られる」といったことはあまりなく、精神的なつながりを重視している利用者が多いと言えます。
不貞行為と慰謝料請求の関係性
アプリの存在自体や利用することそのものは法的に問題がなかったとしても、結婚している身の上で同じ既婚者、且つ異性との出会いを探しているとなれば、やはり不倫のリスクを無視できません。
そこで、法的にいう不倫には何が当てはまるのか、そして慰謝料請求との関係性についても見ていきましょう。
日本国憲法における民法の中で、離婚の訴えを提起できる理由の1つとして「不貞行為」が記載されています。
第七百七十条 夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。 一 配偶者に不貞な行為があったとき。
「不貞行為」とは、結婚している相手(配偶者)以外の人と肉体的な関係を持つこと、つまり性的な関係(性交渉)をすることを指します。
たとえ「パートナーが浮気している」と強く主張しても、実際に法律で定められた不貞行為に当たる行為がなければ、離婚や慰謝料の請求は認められないことになります。
この点については、昭和48年(1973年)11月15日に最高裁から出された判決では、「結婚している相手以外と性的な関係を持った場合、それは不貞行為にあたる」とはっきりと述べられました。参照:引用:裁判所 裁判例結果詳細「最高裁判所判例集」
つまり、法律上の「不倫」として問題になるのは、精神的なつながりやLINEのやり取り、会っていたこと自体ではなく、実際に肉体関係があったかどうかが判断基準となるのです。
現在の法律において不貞行為と認められる、すなわち慰謝料を請求できるかどうかのケース分けは以下の通りとなります。
明確な肉体関係を証拠として出せた場合は別として、「性交渉に類似した行為」とは、客観的に見て性交渉があったと認められる内容だったという時です。
・配偶者以外の異性とラブホテルへ行き長時間利用した
・配偶者以外の異性と旅行に行き同じ部屋に宿泊した
こうしたケースは、過去の離婚裁判においても不貞行為として認定されています。逆に、キスやハグ、普通のデートどまりであれば、不貞行為とはみなされません。
不貞行為があったときに請求できる慰謝料の金額についてですが、一般的には100万円から300万円程度が目安です。
ただし、結婚後1~2年程度しか経っていない場合など、婚姻期間が短いケースでは100万円にも満たないような少額になることもよくあります。
結婚生活が10年続いた夫婦で、不貞行為が原因で離婚に至ったとして、300万円ほどの慰謝料が認められたケースも実際にあります。
そのため、不倫・不貞行為による慰謝料は数百万円程度というのが目安のひとつとして参考にできるでしょう。
マッチングアプリが離婚・不倫訴訟の証拠となった事例
不貞行為の定義を知れば、たとえ既婚者アプリを使っていたとしても、それそのものが違法になるわけではないというのは確かです。
とはいえ、誰もが純粋に「素敵な出会い」を求めて利用しているわけではなく、不倫=肉体関係を持ってしまったために、離婚やトラブルに発展した例もいくつかあります。
マッチングアプリにて知り合った相手と不倫関係になって1年半ほどしたある日、弁護士から慰謝料300万円を請求する内容証明が届いた。 そのことを不倫相手に伝えると、請求を取り下げるよう妻を説得するから待って欲しいと言われたことから、それを期待していたものの、一向に請求が止む気配がなく、結局、説得には失敗したという連絡を受けた。 弁護士から不倫相手に連絡をしたところ、少し時間はかかるが100万円を工面するという回答を得た。 100万円の慰謝料を妻に支払い和解した後、約束通り、不倫相手から100万円の支払いを受けたことから、実質的な負担はゼロとなった。 その後、不倫相手の夫婦は離婚した。
参照:引用:弁護士ドットコム
このケースでは、アプリで出会った相手との関係が配偶者に発覚し、不倫として認識されてしまった結果、慰謝料請求にまで発展しています。
利用者本人も一度はその100万円を立て替えたものの、後から相手に支払いをしてもらったことで「実質的な負担はなかった」としています。
しかし、ここで重要なのは「お金の問題が解決した=問題がなかった」ということではありません。
既婚者同士の同意の上であっても、配偶者が不貞行為と認識すれば慰謝料の請求や離婚問題など、法的な責任を問われる立場に発展することがあります。
この例では100万円という金額で収まっていますが、状況によっては200万円~300万円以上に上るケースもありますし、最終的に和解したとしても、不倫相手は離婚に至っているあたり、関係の修復は困難というほかありません。
発覚のきっかけは、相手の夫が家族で使用するタブレットに残っていたアプリの通知履歴でした。夫がアプリの存在に気づき内容を確認しました。依頼者とのメッセージのやりとりが見つかり、不倫が発覚しました。 示談交渉では、不倫期間が比較的短いこと、接触回数も限定的であること、さらに相手方の証拠収集方法にも問題があることを指摘。 具体的な解決として、慰謝料75万円を半年間の分割払いとすることで合意しました。なお、相手は今回の件では離婚せず婚姻関係を修復することになりました。
このケースでは、家族共用のタブレットにアプリの通知履歴が残っていたことが発覚のきっかけでした。
自分では気をつけているつもりでも、端末の共有や通知設定の甘さといった些細な点から、パートナーにアプリの存在を知られてしまうリスクがあると分かります。
不倫期間が短く、会った回数も少なかったこと、証拠の取り方にも問題があったことなどから、最終的に75万円の慰謝料で和解しています。
金額的には大きすぎるわけではありませんが、それでも数十万円の出費や精神的な負担、そして家庭に与える影響を考えると、安易な気持ちでの利用は大変危険です。
このケースでは相手夫婦が離婚しないという結果になりましたが、すべてのケースでそうなるとは限りません。場合によっては、離婚や親権争い、職場への影響など人生を大きく左右する問題へ発展する可能性もあります。
意外とバレやすい!?既婚者アプリの個人情報漏洩と身バレリスク
既婚者向けマッチングアプリは、家庭を持つ人同士が安心してつながれるよう設計されている一方で、使い方によっては思わぬリスクを招くこともあります。
代表的なのが、ここまでに紹介してきた不倫が発覚しての慰謝料請求、離婚への発展です。
ですが、それと並んで気を付けておきたいのが「個人情報」と「身バレ」に関する問題です。大切なプライバシーを守るためにも、利用前に知っておきたい注意点があります。
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実名や本名を絶対に使用しない
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職業や勤務先を特定できる情報は避ける
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SNSで使用している写真は使わない
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背景に特徴的な場所や物が映らないよう注意する
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位置情報サービスをオフにする
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共通の友人や知人がいる可能性を考慮する
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特徴的なアクセサリーや服装は避ける
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顔写真は加工するか一部を隠す
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特定の趣味や特技など独自性の高い情報は控える
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複数のアプリを併用する場合は異なるプロフィールにする
身バレ事例と発覚のパターン
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背景や服装から個人情報を特定された
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住んでいる地域などのプロフ情報から身バレした
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待ち合わせ有名スポットで知人やパートナーに発見された
一口に「身バレ」と言っても、いくつかのパターンが挙げられます。
まず挙げられるのが、プロフィール写真や通話画面の背景、日常的な服装などが手がかりになり、本人が特定されるケースです。
自分では「顔が写っていないから大丈夫」と思っていても、背景や細部の情報で特定されることがあります。
一度バレてしまえば、その相手が知人や家族に伝えることで一気に広まってしまうリスクがあるため、使う写真は吟味する必要があります。
プロフィールに記載した「居住エリア」「年齢」「職業」などの情報が組み合わさることで、本人が特定されたケースもあります。
都心部だとまだリスクは低めですが、地方や人口の少ない地域では、「○○市在住で、40代前半、医療系勤務」といった情報だけでもある程度絞り込めます。
実際、そうした情報を握られていたのか、自分ではバレたと分かっていなくとも知人にはすでに発覚していた、という上記利用者のようなケースもあるのです。
アプリで知り合った相手と有名なカフェや駅前などの人通りの多い場所で会った際に、偶然知り合いや家族に見られてしまったという事例も少なくありません。
東京であれば「アルタ前・ハチ公銅像前・銀の鈴前」といった待ち合わせによく使われるスポットが要注意となります。
日常圏での接触は思わぬ偶然を呼ぶリスクが高くなります。 とくに平日の昼間や週末の人混みでは、パートナーや知人と鉢合わせる可能性もあるのです。
個人情報漏洩による二次被害
仮に知人に利用が発覚したとしても、その知人が周辺人物に言いふらすようなことさえなければ、運が良かった方だといえるでしょう。
逆に言えば、既婚者アプリにおいて個人情報が漏洩したり、身バレしてしまうことにはそれなりに大きなリスクがあるという事です。
以下は、個人情報が漏洩した際に想定される二次被害の例になります。
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SNS等で個人情報が拡散される
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会社の知人に知られ職場での立場が悪くなる
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業者等に個人情報が洩れ悪用される
アプリ上でやり取りしていた内容やプロフィール写真、ニックネームなどがスクリーンショットで保存され、悪意ある第三者によってSNSに晒される可能性があります。
「既婚者なのにこんなアプリ使っている人がいる」として名前や顔写真がネット上に晒される、アカウント情報と一緒に居住地域や職業まで拡散され、実名特定に繋がるなど、被害内容は各種想定されます。
一度拡散された情報は完全に削除することが難しく、家族や知人にバレる・社会的信用が傷つくといった深刻な結果に繋がる可能性もあるでしょう。
こちらの利用者のように、プロフィールの情報がきっかけで身バレし、しかもその相手が会社の同僚であったというケースもあります。
幸いなことにその同僚は周りに言いふらすようなことはしなかったようですが、今後陰口や噂話が職場に広がる可能性もゼロではありません。
もしそういったことになれば、社内での信頼を失い、昇進やプロジェクトへの起用に影響が出たり、職場内の人間関係がギクシャクし、居づらくなって退職を余儀なくされるといったリスクも想定されます。
普通の利用者だけでなく、業者に個人情報が握られるとまた別の危険性が浮上してきます。
既婚者アプリにも出会い以外の目的を持った業者が少なからず潜んでおり、特に個人情報関連だと以下のような形でターゲットにされるおそれがあります。
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LINEなどの個人情報収集
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闇バイトに勧誘され個人情報で脅される
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迷惑メールやスパムを送り付けられる
LINEなど、個人情報の収集を目的としている業者も存在しています。
業者として得た個人情報を闇業者へ売りつけることで利益とするなど、自分の情報が金銭目的で扱われるリスクがあります。
最近恐ろしいと報道されている闇バイトですが、既婚者アプリにも魔の手が忍び寄っているとされています。
個人情報を送ったり、だまし取られた結果として脅され、犯罪に加担させられることが想定されます。
また、メールアドレスを知られた場合には迷惑メールやスパムメールなどを送られることもあるでしょう。
登録時に入力した名前・メールアドレス・電話番号やその他個人情報が外部に流出し、業者に悪用されるリスクがあるという点は、覚えておくべきと言えます。
慰謝料だけじゃない?金銭トラブルと詐欺被害の実態
既婚者アプリを使う上で最も懸念される法的なリスク。それと並んで警戒されるのが、金銭が絡んだトラブルです。
法的トラブル、すなわち離婚訴訟などに発展した場合は慰謝料という分かりやすい金銭リスクがありますが、それ以外にもトラブルになるケースがあるのです。
対人での金銭トラブルの前に、既婚者アプリ自体の料金体系はどうなのか、と不安な方もいるかもしれませんので、ここで主要なアプリの料金体系をまとめてみました。
▼カドルの料金プラン
▼既婚者クラブの料金プラン
▼既婚者クラブの料金プラン
全体的な料金を見てみると、月額料金は5,000円から1万円程度となっています。
独身者が利用できるマッチングアプリに比べるとやや割高ですが、それでもスタンダードなプランで1万円を超えるようなアプリは存在しません。
プラン分けもされており、上級プランを利用すればその分出会いに便利な機能が活用できるほか、長期プランを選択すれば月割りの料金も安くなります。
このように、アプリ自体の料金に関しては透明性が保たれていると言えます。
主な詐欺パターンと手口
既婚者アプリで見られる金銭トラブルにおいて、避けては通れないのが「詐欺」です。
すなわち、既婚者同士の出会いではなく、最初から相手を騙す目的で利用しており、金銭を巻き上げるために出会おうとしてくるというものです。
こうした詐欺のパターンは複数挙げられます。
既婚者向けマッチングアプリは、「身バレしたくない」「感情のよりどころを求めている」といった心理的な特徴を持つユーザーが多く、その心理につけ込んだ詐欺行為が発生しやすい環境でもあります。
よって、相手に恋愛感情を抱かせたうえで、お金を引き出す情緒操作、恋愛詐欺とも言える手口が出回ることがあります。
同情や不安をあおる内容で金銭を要求し、情に流されてお金を振り込んでしまうケースが多く、お金を送った途端に連絡が取れなくなるといった被害が挙げられます。
投資、勧誘に関してもかなり事例が存在しており、「これに投資すれば毎月30万円の配当が得られる」など、高収入・副収入をうたった投資話への勧誘が行われます。
よくあるのは、仮想通貨やFX、海外の高利回りファンドなどで、結婚後に何かと資金が必要となる家庭を狙った手口だと考えられます。

既婚者アプリなど出会いの場で特に横行しているとされるのが、ロマンス詐欺です。
「今のパートナーとは別れるつもり」「あなたと新しい人生を歩みたい」といった言葉で真剣交際や結婚をにおわせ、相手をその気にさせてから金銭を要求する手口です。
「新生活の準備費用が必要」「一緒に住むために家を借りる頭金が必要」といった話をもちかけられても、相手は最初からそのつもりがなかったといった形で、感情を深く揺さぶられた被害者ほど損失額が大きくなる傾向があります。
こうした詐欺が実際に発生し金銭的にも大きな被害が起きている点から、政府が投資詐欺と並んでSNS型投資詐欺として警鐘を鳴らしています。
このように、アプリ内に潜んでいる詐欺の手口は様々であり、ものによっては数千万円以上の巨額の被害が起きることもあります。
被害事例と金額
ここからは、実際にアプリを利用している中で金銭が絡む詐欺被害の実例と、発生した金銭的被害について見ていきましょう。
▼国内で発生したロマンス詐欺で95万円をだまし取った事件
3年前、結婚するつもりがないにも関わらずマッチングアプリで出会った札幌の20代の女性から、結婚資金と偽り現金95万円をだまし取った疑いで、東京都八王子市の自称とび職・久野大輔容疑者(30)が逮捕・送検されました。 事件当時、久野容疑者は既に婚姻関係にあり、この元妻も久野容疑者に様々なうそをつかれていたといいます。
すでに結婚している男性が、マッチングアプリを使って20代の女性を騙し、100万円近いお金を結婚資金と偽ってだまし取ったという事例です。
ロマンス詐欺は、「信頼関係を築く」→「同情を引く」→「金銭を要求する」という流れで進みます。
今回の事例では、結婚の話を持ちかけ、将来を想像させることで女性の信頼と期待を得たうえで金銭を要求しています。
つまり、被害者は「愛されている」と信じ込んでしまった結果、冷静な判断ができなくなってしまったと考えられます。
加えて、当時のパートナーに対しても様々な嘘をついて騙していたことなどから、当人の人間性的な部分にもかなり問題がありそうなケースです。
▼暗号資産で830万円の詐欺に遭った事件
「仮想通貨で一緒に儲けよう」といううその投資話を持ちかけられ、合計約830万円をだまし取られた事件です。
この人物からは偽の投資アプリをインストールするように指示されており、そのアプリ上ではあたかも利益が出ているように見せかけられていました。
マッチングアプリやSNSで知り合った相手が、急に投資やお金の話を持ち出してきたら、それは詐欺の可能性が非常に高いです。
仮想通貨での送金は、銀行振込と違って追跡や返金が非常に難しいのが特徴です。一度送ってしまえば、取り戻すのはほぼ不可能と考えた方がよく、被害額がそのまま損失になります。
特に既婚者向けマッチングアプリでは、相手との関係を表に出しにくいため、被害に気づきにくく、相談しづらいというリスクもあります。
既婚者アプリで知り合った女性と錦糸町のバーに行ったんです。勧められてドンドン飲むうちに寝てしまい、気付いたら2時間が経過。店に女性の姿はありません。バーテンダーに『女性は何回も起こしましたが、あなたは起きませんでしたよ』と言われて。 ものすごい頭痛で這うようにして自宅に帰り、翌朝、財布のなかを見たら2万円が消えていた。相手の居場所も本名も分からないまま、音信不通状態に。後ろめたさもあり、今回、初めて人に話しました。
被害額が数十万円〜数千円程度と、いわゆる「ロマンス詐欺」や「投資詐欺」のような巨額被害ではないものの、気づきにくく、誰にでも起こり得る危険性がある点が特徴的なトラブルも起きています。
このような手口は、いわゆる「ロマンス詐欺」や「投資詐欺」とは異なり、感情を長期的に操るのではなく、早い段階で金銭を奪う実行型の詐欺です。
「やり取りの期間は短い、会ったその日に被害が発生するケースもある、相手の素性がほとんど分からないまま接触してしまう」
といった特徴があり、特に警戒心がゆるんだ初対面のタイミングが最も危ないといえます。
パートナーはもっと苦しい?精神的・心理的リスク
法的なリスクや金銭的なリスクは、離婚や慰謝料、詐欺被害といったように分かりやすい形でデメリットが浮き彫りになる分、気になる方も多くなります。
ですが、既婚者アプリを利用するうえでは精神的、心理的な目には見えない部分のリスクも確かに存在しています。
最近では、既婚者向けマッチングアプリを利用する人がどんどん増えてきており、社会的にも注目される存在になっていますが、現代の生活スタイルや人間関係の変化が関係していると考えられます。
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夫婦関係の問題
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COVID-19の影響
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SNSの普及
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スマートフォンの機能向上
2022年の調査では、既婚者向けマッチングアプリの市場が前年比で30%以上も成長し、規模はおよそ500億円にまで拡大したと言われています。
コロナ禍の影響も見逃せず、、テクノロジーの進化と社会の変化が重なったことで、既婚者向けマッチングアプリは急速に広がりを見せています。
マッチングアプリ依存症の症状と影響
マッチングアプリは、今や多くの人が利用する現代的な出会いの手段となっていて、スマホひとつで簡単に新しい人とつながれるという便利さがあります。
しかし、そのいつでも使える便利さの一方で、最近では「マッチングアプリ依存」という問題も注目されています。
マッチングアプリ依存とは、アプリを使いすぎて自分でコントロールできなくなる状態を指します。
依存になるのは独身向けアプリだけではありません。既婚者向けのマッチングアプリも、「新しいつながりを求める」という意味では基本的な仕組みは同じです。
そのため、アプリの使い方や気持ちの入れ込み具合によっては、どちらのタイプでも依存状態に陥る可能性があります。
以下のような兆候がある場合は、マッチングアプリへの依存が進んでいる可能性があります。
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アプリを開かないと不安を感じる
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利用時間が徐々に長くなっている
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アプリ利用のために仕事や家事を疎かにすることがある
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家族との時間よりもアプリ上でのやり取りを優先する
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利用をやめようとして失敗した経験がある
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アプリ利用について嘘をついたことがある
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気分転換のためにアプリを利用することが増えた
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アプリが使えない状況で落ち着かない気持ちになる
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周囲から指摘されても利用をやめられない
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罪悪感を感じつつも利用を続けている
マッチングアプリの中には、たった一度スワイプするだけで「理想の相手と出会える」ような運命的な瞬間が生まれることもあります。
アメリカ・インディアナ大学のキンゼイ研究所で上級研究員を務める生物人類学者のヘレン・フィッシャー氏は、マッチングアプリについて「人生で最高の景品を提供している」とする一方「恋愛に関しては、特に人間の脳が依存状態に陥りやすい」とも警鐘を鳴らしています。
上記チェックリストにいくつも当てはまる場合は、マッチングアプリ依存の可能性があるかもしれません。
ただし、これらは人によって感じ方や行動パターンが異なるため、全ての症状が当てはまる必要はありません。あくまで、自分の行動に違和感を覚えたときに、少し立ち止まって考えるための目安になります。
また、マッチングアプリへの依存は、単に「暇つぶしがクセになっている」といった軽いものではなく、深い孤独感や承認欲求、自己肯定感の低下など、心理的な問題が関係していることがほとんどです。
そのため、ただ「使うのをやめればいい」という単純な話ではなく、心の状態に目を向けることが大切です。
パートナーシップへの影響
独身者がマッチングアプリに依存しているというのも決して良い話ではありませんが、それでも個人で対処できる範囲内ではあります。
問題は、既婚者がアプリを使って出会いに没頭してしまっているというパターンです。
そもそも既婚者であるという時点で、マッチングアプリを使用することは当然ながら独身者以上のリスクを抱えることになります。
それはこれまでに紹介した社会的、金銭的なリスクもありますが、パートナーとの関係などにも間違いなく影響を及ぼします。

夫は妊娠中からセックスを拒むようになり、産後は私からなんとかお願いして、してもらっていました。そのうちに1年が経ち、ついに本格的に断られるようになりました。誘っても話をそらされたり、見るからにうんざりされたりされて、悲しくてたまらなくて……。でもセックスはしたくて、既婚者専用マッチングアプリに登録しました。
利用者の中には、このように現在の夫婦関係に不満を持って新しい出会いを探すというパターンもあります。
パターンそのものは珍しくありませんが、この方のように肉体関係ありきの場合、間違いなく不倫に相当します。
もちろん法的、社会的リスクを負う行為であるのは間違いありませんが、ただでさえ不満を持つほどの関係だったパートナーがこのことを知ったらどうなるでしょうか?
まず間違いなく、パートナーの精神的なショックは計り知れないものになりますし、大きな騒動に発展する可能性も十分に考えられるでしょう。

この数カ月、あなたはずっと様子がおかしい。浮気しているのではないかと思っているけど、正直に話してほしい。冷静にそう言いました。
すると夫は、自分でもどうにもならなくなってるって。いったいどういうことなのと聞いたら、なんとマッチングアプリにはまってしまったというんです。はあ? という感じでした。
登録したアプリをのぞいてみると、何人かからアプローチがあって、返信してみたけど、誰からも連絡がなく、そのままになってしまったそうです。
それからそのアプリに執着するようになった、時には合コンに行ったりもしたけど、やはり誰ともマッチングしない。どうして自分は嫌われているのか、男として魅力がないのかと悩んでしまったようで……。
実際にアプリに依存してしまった結果、そこから抜け出せずに妻に相談をしたといったケースもあるようです。
幸いにも離婚まで至る事はなかったようですが、詳細に話を聞いてみると「男として、人として自信を失った。それでイライラしたりもしていた」と言います。
トラブルに発展する前に発覚し、冷静に話ができたところは幸いと言えますが、そのままマッチングアプリに依存し続けていれば不倫等に発展していた可能性も十分あります。
また、マッチングしないことそのものに対してイライラしたり、自分に自信がなくなっていたとなれば、夫婦関係にまでマイナスな影響を及ぼしかねません。
離婚は免れない?家族への影響と修復の難しさ
既婚者向けマッチングアプリの利用は、本人にとっては一時的な癒しや心の支えとなる場合もありますが、それが家族に知られたときの衝撃は計り知れません。
パートナーとの信頼関係が大きく揺らぐだけでなく、家庭全体に深い傷を残すこともあります。たとえ肉体関係がなかったとしても、「裏切られた」と感じる感情は強く、修復には多くの時間と努力が必要になります。
ここからは、既婚者アプリを使っていたのが家族に発覚した際に与える影響や、その後の関係修復がいかに難しいかについて詳しく解説していきます。
配偶者が受けるトラウマと癒しのプロセス
もし既婚者アプリの利用がパートナーに発覚した際、どういった反応をするのかに関しては、関係性やタイミングなどによって異なるため、一概には言い切れません。
それでも、大まかな反応やプロセスに関してはある程度予測ができますので、以下に反応や推奨される対応などをまとめました。
既婚者向けマッチングアプリの利用が配偶者に発覚した場合、その後の関係性には長い時間をかけた感情の波と回復のプロセスを踏まなければなりません。
おそらく共通するであろう点は、発覚直後の大きな怒りやショック、そこからくる悲しみや不信感といった部分でしょう。
その後どのタイミングでどんな反応をするかに関しては予測できない部分がありますが、数か月間は発覚直後の以下リヤショックを忘れる事はないと想定されます。
相手が受け入れてくれるのは、半年から1年など数ヶ月以上の時を置いて初めてだと考えられます。
離婚しないだけマシ、と思うかもしれませんが、その間相手からの不信感、裏切ってしまった罪悪感などに対しずっと耐え続けなければならないのは、スパッと離婚を仕手関係性を切るよりもずっと厳しいものがあるでしょう。
発覚後の危機管理
まず何より大切なのは、発覚直後の対応です。この段階での言動によって、相手の怒りが増すか、少しでも落ち着くかが大きく分かれます。
事実を隠さず認めることが第一歩であり、正直に自分がアプリを使っていたことを認め、動機や背景を丁寧に伝える姿勢が大切です。
そして誠意を伝えるためには、単なる「ごめんなさい」では不十分です。相手の気持ちを理解し、自分の行動がどれほどの傷を与えたかに共感することが不可欠となります。
信頼を取り戻すためには、「もう二度としません」と言うだけではパートナーに納得してもらえでしょうから、行動で示すことが信頼回復の鍵となります。
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アプリのアンインストールとアカウントの完全削除(相手に見せる)
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スマホやPCの使用履歴を定期的に共有
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家族との時間を意識的に増やす
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SNSやオンラインでの個人的なやり取りを控える
夫婦間の信頼が揺らいだとき、自力だけで解決しようとするのは限界があることもあります。感情がぶつかり合い、話し合いが進まない時こそ、カウンセラーや弁護士を頼りましょう。
万が一、離婚や慰謝料請求の話に発展しそうな場合は、早めに法律の専門家に相談してください。自分にとって不利な状況を避けるためにも、冷静に選択肢を整理してもらえます。
もちろん、どんな反応をするか、どれだけ時間が経てば許してくれるかはパートナーによって異なるため、先述したプロセス通りになったり、対処法を取れば解決できるとは限りません。それでも重要なのは、
・誠実さを一貫して示し続けること
・相手の感情を尊重し、回復のペースを焦らないこと
既婚者マッチングアプリの利用が発覚したとなれば、信頼回復には時間がかかるのは町がアイりません。だからこそ、丁寧に向き合って過ちを繰り返さず、変わろうとする姿勢がかかせないのです。
身バレ対策は必須!既婚者向けマッチングアプリの危険回避策
アプリの匿名性や手軽さの裏には、身バレ、家庭崩壊、金銭トラブル、脅迫といった深刻な問題が潜んでおり、ちょっとした油断が取り返しのつかない結果を招くこともあるのです。
ここでは、こうしたリスクを少しでも避けるために知っておきたい危険回避策をご紹介します。
ただし、どれだけ注意していても100%安全という保証はありません。リスクを完全に排除する唯一の方法は、「利用しないこと」であるという現実も含めて、冷静に判断する材料として活用してみてください。
プライバシー保護と身バレ防止策
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顔写真は使用しない、または大幅に加工する
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個人を特定できる情報は一切共有しない
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SNSと連携しない、同じメールアドレスを使わない
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LINE交換、SNSのID共有は慎重に
使っていることが周囲にバレる「身バレ」。既婚者アプリを使う上で、非常に気を付けなければいけない点となっています。
プロフィール写真には「ぼかし」を入れるのが一般的です。「ヒールメイト」や「既婚者クラブ」といった人気の既婚者向けアプリでは、写真にぼかしを入れる機能が使えるようになっています。
また、プロフィールに書く内容も慎重に考える必要があり、特に職場や住んでいるエリアなどに関する情報はあまり具体的に書きすぎないようにしましょう。
珍しい職業に就いていたり、割とマイナーな趣味を持っている場合は、あえてそれをはっきり書かず、ヒント程度にとどめるのも安全につながります。
ニックネームには本名を連想させない名前を使うなど、知人にプロフィールを見られたとしてもバレにくい情報にしておくのが大切です。
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ブラウザの利用履歴を定期的に削除する
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通知設定を完全にオフにする
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VPNを活用して位置情報を隠す
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複数の認証でアカウントを保護する
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プロフィールの限定公開機能を使う
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アプリは専用デバイスで利用する
パートナーに利用しているのが発覚しないようにするための対策として、履歴の削除や使うデバイスを限定するといった対策が挙げられます。
既婚者アプリはスマホ用のアプリではなくブラウザから使うものばかりであるため、その履歴を消してしまえばアプリ自体の利用を知られることはないでしょう。
アプリによっては位置情報を利用して近いエリアに住んでいる相手と出会える機能もありますが、オンのままでは自分の位置や住所等を特定されるリスクもあるため、オフにしておくのが無難です。

アプリによっては、プロフィールを限定した相手に公開できる機能が付いているものもあります。
ヒールメイトでは実際にプロフの非公開機能が実装されており、アプリの利用者全体に自分の情報を見せる必要はありません。
アプリを使おうと思っている場合は、こうした機能が付いているかをチェックするのもその後のトラブルを防止する場合の1つの選び方となるでしょう。
心の健康を守るために
こうしてプロフィールの限定公開機能やプライバシーに気を付けていたとしても、どこでパートナーに利用が発覚するかは分かりません。
多くの方は既婚者向けアプリを利用することで少なからず罪悪感を抱く事でしょうが、これは自然なことです。
まず大切なのは、罪悪感を否定しないことです。感じている罪悪感は、自分の行動が配偶者との関係に対してどのような影響を与えるかを考えた結果生まれた感情です。
これを無視せず、しっかり向き合って今後の行動にどう反映させるかを考えましょう。
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アプリを使っていた理由を正直に打ち明ける
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夫婦関係専門のカウンセリングを受ける
まず大切なのは、なぜマッチングアプリを使っていたのか、その理由を誠実に伝えることです。
浮気や裏切りとして責められる状況でも、「なんとなく寂しかった」「家庭では話せない悩みがあった」「誰かに認めてほしかった」など、自分でも気づかなかった本音が背景にあることが少なくありません。
そして何よりも、「自分がどうしてそうなったのか」をきちんと向き合うことで、再発を防ぐための第一歩にもなります。
夫婦カウンセリングを受けることも忘れないでください。
夫婦間のコミュニケーション不足や心のすれ違い、満たされない感情など、以前から夫婦間でさまざまな問題が潜んでいるケースも十分考えられますし、実際不満があって利用していたという方も少なくありません。
各種のカウンセリング相談室も設けられていますので、積極的に活用してみてください。
既婚者アプリ以外の選択肢!健全な関係性構築のための代替案
「既婚者向けマッチングアプリ」に頼らなくても、心のつながりや安心感を得る方法は他にもあります。
既婚者であるために「同じ立場の人にしか言えない気持ち」や「癒し」を求める場として魅力的に感じることもあるでしょう。
しかし、リスクや後悔の可能性もある中で、もっと健全にパートナーや自分を傷つけない形で心を満たせる選択肢があるなら、それを知っておくことはとても大切です。
夫婦関係を再構築するためのステップ
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まずは事実を認め、誠実な謝罪を受け止めてもらう
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冷却期間を設け、感情を整理する
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本音で向き合い、原因を共有する
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今後を話し合う・カウンセラーなどを頼る
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信頼の再構築と、ふたりの時間を再設計する
発覚後、最初に大切なのは言い訳をせず、誠実に事実を認めることです。
ただ、直後の怒りや混乱、悲しみが渦巻く中で話し合っても、感情的になってしまい建設的な話ができないことがほとんどですから、数日〜数週間の冷却期間を設けてお互いの気持ちを落ち着かせましょう。
夫婦間のコミュニケーション不足・孤独感・性的な不満・承認欲求など様々な原因が絡んでいることを鑑みて、冷却期間後には落ち着いた状態で本音の話し合いをするべきです。
もう一度やり直すのか、カウンセリングに通ってみるのか、信頼回復のためにルールを設けるのかなど、具体的な案はこの辺りで打っていきます。
再構築の道は、一朝一夕ではありません。信頼を取り戻すには時間がかかります。焦らず、少しずつでもパートナーと向き合い続けることが大切です。
既婚者アプリ以外の健全な出会いの場
具体的な代替案に関してですが、アプリに何を求めていたのかで適した内容が異なります。
例えば、よくある「新しい刺激」が目的だったなら、夫婦で新しい趣味に挑戦するなどが良い案になるでしょう。
既婚者同士の話相手が欲しいなら、健全なコミュニティを探して参加する、公共な意見交流の場を活用するなどが効果的です。
不倫につながりかねない性的な欲求が目的なら、パートナーとの関係改善を目指すほかありません。現状の不満、不安などをあくまで冷静になれるときに話し合いましょう。
既婚者アプリの利用もそれ単体では決して法的な問題のあるものではありませんが、リスクがあることを踏まえて健全な代替案を検討するのも極めて大切です。
まとめ:既婚者マッチングアプリの危険性と賢い選択
本記事では、既婚者マッチングアプリの実態や具体的な危険性などについて解説しました。
ご紹介した内容の中で重要な点をまとめましたので、もう一度振り返ってみましょう。
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既婚者マッチングアプリは法的・金銭的・精神的なリスクが極めて高い
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個人情報漏洩や身バレのリスクは技術の発展により年々高まっている
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家族関係への影響は深刻で、修復には長い時間と労力が必要
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リスク回避のための対策はあるが、完全な安全は保証できない
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根本的な問題解決には、夫婦関係の改善や健全な自己実現が効果的
既婚者アプリも、身バレ防止やセキュリティ対策を講じてはいますが、どれだけ有名で信頼されているアプリであっても、「絶対に安全」とは言いきれません。
アプリを利用するのなら、リスクがあることを理解したうえで使うことがとても大切ですし、少しでも不安に感じるならアプリ以外の手段を検討することも一つの選択肢です。
「便利だから」「みんな使ってるから」と安易に飛びつくのではなく、自分の状況やリスク許容度に合わせて、慎重に判断するようにしてみてください!
よくある質問
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既婚者がマッチングアプリを使うことは法律違反ですか?
直接的な法律違反ではありません。
しかし、出会った相手と肉体関係、およびそれをイメージさせるような関係を持った場合には不貞行為につながり、民事上の責任が発生する可能性が出てきます。
よって、目的や使い方については十分考える必要があります。 -
マッチングアプリの利用履歴は完全に削除できますか?
多くのアプリでは、履歴を削除可能な仕様になっています。
ブラウザ版のみのサービスが多いため、ブラウザで履歴を消せば使った痕跡は残りませんし、退会すればメッセージやプロフの情報などの履歴も消去してもらえるものが多いです。 -
マッチングアプリで知り合った相手から脅迫されたらどうすればよいですか?
相手のブロックと、通報機能を使って運営に頼りましょう。
個人情報を悪用して脅迫してくるような場合、証拠を集めて専門機関に相談するといった手段も視野に入ってきます。
大事にはしたくないでしょうが、身に危険が迫るレベルであれば躊躇なく相談してください。 -
パートナーがマッチングアプリを使っていることが発覚したらどうすればよいですか?
感情的に動く前に、冷静に状況を整理することが大切です。
夫婦関係に不安や不満を覚えて利用しているというケースも珍しくないため、相手はなぜ使っていたのか、正直なところを引き出しましょう。
そのうえで、今後の関係性について必要があればカウンセリングなど第三者の手を借りつつ冷静に対処してください。 -
マッチングアプリ依存症から抜け出すにはどうすればよいですか?
自分一人では制御できない状態になっていることが多いため、周囲の支援を頼りましょう。
アプリの使用を打ち明けたくない気持ちも分かりますが、依存してそれ以上のトラブルに陥らないためにも、パートナーをはじめとした周囲に打ち明け、ある程度の規制をかけてもらうなどのサポートが望ましいでしょう。

aimatch編集部21名の編集部員が実際に様々なアプリを使って、アプリを調査しています。
知り合いにバレる可能性、かなりあります。
私も過去にアプリを使ってましたが、やめて数年たってから「そういえば昔アプリで見たよ」なんて言われることもしばしばありました。